食後に起こる血糖反応について

食前後の血糖反応を確認する方法に、糖負荷検査という検査があります。一定量の糖質の入っているサイダーのようなものを飲んで、その前後での血糖値を確認します。
 一般的には、食前と食後30分 60分 120分 ・・・ と数回測ってその反応の仕方を見ていきます。
空腹時の血糖が、100mg/dlを超えていない状態でも、食後に血糖値が上昇してしまう人たちがいます。
大切な項目は、120分の血糖値で、140㎎/dl未満であることが望ましく、この値が200mg/dlを超えていると、糖尿病型の反応、140-199mg/dlでは、糖代謝異常と定義されます。
DECODA Studay というアジアの大規模臨床試験においても、空腹血糖値だけでは糖尿病と気づかず、糖負荷検査によってはじめて糖尿病と診断される人が45%もいることがわかっています。空腹時血糖値だけでは、半数以上の 糖尿病患者を見逃していることになります。さらに、同じ試験にて食後2時間後の血糖値が高い群では、心血管疾患と全死亡が有意に高かったという結果も出ています。
 糖負荷検査と言わず、今日は「おにぎり2個食べてきた。そろそろ2時間立つから血糖を測ってほしい」というのも、病気の予防にとって必要なことかもしれません。気軽に声をかけてください。