肺炎球菌ワクチン(PCV20)について
肺炎球菌ワクチンの受付をしております。自由診療では1回13500円の費用がかかります。
※ 国立市では、公費負担が受けられます。市に申し込みを行っていただき、受診券をお持ちいただければ、既定の料金(国立市では、2026年度は5000円の負担)にさせていただきます。
公費負担について
肺炎球菌ワクチンの接種歴のない方が対象となります。
市報で詳細が発表されるので、こちらで確認してください。
2025年以降、接種対象者は65歳の方のみと方針変更となりました。
肺炎球菌ワクチン接種のご案内
肺炎球菌感染症は、肺炎・菌血症・髄膜炎など重症化しやすい感染症であり、特に65歳以上の方や基礎疾患をお持ちの方にとって注意が必要な病気です。当院では、患者様お一人おひとりの接種歴や年齢に応じた最適な肺炎球菌ワクチン接種をご提案しています。
1. 65歳の方(定期接種対象)
2026年4月より、65歳を迎えられた方の定期接種は、従来の「ニューモバックス(PPSV23)」から「プレベナー20(PCV20)」に変更されました。
項目内容ワクチン名プレベナー20(PCV20)種類結合型ワクチン対象血清型20種類公費助成対象(65歳の年度内)
結合型ワクチンは、免疫記憶を形成しやすく、比較的長期的な効果が期待される点が特徴です。対象となる年度内のご接種をお勧めします。
2. 66歳以上で肺炎球菌ワクチン未接種の方
定期接種の公費対象年齢を過ぎてしまった方は、任意接種(自己負担)として接種いただくことになります。この場合、以下2種類が選択肢となります。
ワクチン対象血清型数特徴
1)プレベナー20(PCV20)20種類定期接種と同じワクチン。長年の使用実績あり(13500円)
2)キャップバックス(PCV21)21種類2025年発売の新しいワクチン。成人のIPD原因血清型を意識した設計 (15400円)
どちらも結合型ワクチンであり、単回接種で完結します。ワクチンの選択については、接種歴や基礎疾患の有無などを踏まえ、診察時に医師と相談の上で決定いただくことをお勧めします。
3. 過去に肺炎球菌ワクチンを接種されたことがある方
過去の接種歴により、次に検討いただく内容が異なります。
● ニューモバックス(PPSV23)接種歴がある方
PPSV23は多糖体ワクチンであり、効果の持続期間には限りがあるとされています。特に最終接種から1年以上経過している場合は、結合型ワクチンであるPCV20またはPCV21の接種についてご相談ください。ワクチンの種類が異なるカバー範囲を持つため、追加接種によってより幅広い防御を得られる可能性があります。
● プレベナー20(PCV20)接種歴がある方
現時点で、健常な方に対するPCV20の定期的な再接種は必須とされていません。ただし、接種から一定期間が経過した場合や、より幅広い血清型への防御を希望される場合には、1年以上の間隔をあけてキャップバックス(PCV21)の追加接種を検討することも可能です。
● 免疫機能に影響する基礎疾患をお持ちの方
脾臓摘出後、慢性腎臓病、悪性腫瘍治療中、免疫抑制剤使用中などの方は、一般の接種スケジュールと異なる対応が必要な場合がありますのでご相談ください。
4. まとめ:接種前に必ずご相談ください
肺炎球菌ワクチンは、年齢・接種歴・基礎疾患によって最適な選択が異なります。ご不明な点がございましたら、受診時に医師・スタッフまでお気軽にお尋ねください。
